2011年10月31日月曜日

フィンランド出張 22日目

擬共型写像の正則性の話を聞く(字が間違ってるかも)

とても面白そうなのだが、スライドが早すぎてわからん。。。



精神的にハイになることが起こる

ふぉぇ~~ーな感じになる

日本に電話かけられる状態でよかった

ハイになり過ぎて全然研究が身に付かない(汗




帰りのトラムで、nasaのバッチをつけた女の子がメチャクチャかわいかった

ちょ、まて、なくらいかわいかった

こっちに来て、女性に関してあれこれ考えることは今までなかったのだが

マジでびっくらこいた

フィンランド出張 21日目

タデオス先生は朝から元気!!

この人の底抜けのおおらかさを少しはみならわなにゃきゃいかん



シベリウス湾のほとりのカフェでコーヒー

めちゃめちゃ人気のカフェらしく、たくさんのひとかおるおる

コーヒーとシュガーシナモンをかじる



シベリウス湾をひたすら歩く

凍っているのでてくてく歩ける

方向音痴な癖にひたすら歩く

歩いてたら、犬の鳴き声が!

行ってみると、ドッグパーク発見

夏なら海のお陰できちんと犬が逃げられないようになってるのだが

冬は海が凍っているため、簡単に逃げられる

とはいえ、犬もわかっているのか逃げることはないみたい



親戚から突然電話がきてびびる

実家になにか起こったのかと思った。

実際は、年賀メールを受け取ったはいいのだが、携帯電話を洗濯したらしく

ようやく電話で挨拶返しできたとのこと




携帯電話のはじめての着信だったはずやな

フィンランド出張 20日目

乾燥機はガスの方がいいなぁと本気で思う

電気乾燥機を1時間回すが乾きゃしない

むしろ部屋干しでさっくり乾く


ヘルシンキに行く前の印象は、冬季オリンピックが一番の印象だったのだが

映画な人には「かもめ食堂」らしい

いまだに原作すら読んだことないのだが

興味ある人はリアルにいってみたいらしいとのこと

そんなわけでいってみた

土日は休みなことは知ってたがな!!!




aarikkaショップを見つけ入ってみる

ふぉーお土産になりそうなものがたくさんあるぅ~~!

とくに、トントゥがかわいすぎるぅ~!

そんな感じで色々購入

やや衝動買いだが問題なし



フィンランドではスープも有名と聞き食品市場のスープ屋さんに入る

全然期待してなかったことを猛省するくらいにうまい!!

フランスパンをかじりながらのサーモンスープは絶品

北欧サーモンはうますぎる



尻尾帽子が欲しくて欲しくて仕方がない

あまりに変態になることを覚悟してでも欲しいのである

も少し頑張ればコスプレイヤーにいけるレベルだと思う

そんなわけで、市場を眺めてると、いい感じの帽子発見

値段は、、、270eur!!!

何でもリアルなキツネさんの帽子らしい

そりゃ高いわけだ。そして、どうやって保管すればいいんだ

ほかにも、毛皮の帽子がたくさん売ってた

ヘルシンキは寒いのでマジモンの帽子がないと辛いのだろう

本物はすごいんです、そして、このキツネの帽子は実は格安なんです

日本で買ったら3万では買えないです

まぁ格安でも買えませんけとね

2011年10月30日日曜日

フィンランド出張 19日目

p-Laplace方程式の固有値の漸近挙動を考えてみる

これは面白そうな問題だ

固定されてる問題であってもそんなに易しくはないのだが

面白そうなのは、極限がどうなってるか?

固有値の挙動を調べることさえ厄介そうな問題

固有関数はどうなってるだろう?



ittaraのtaikaの赤を探す

先週、うんと格安なカップを見つけてただけに、有名なことも手伝ってすぐに見つかると思ってたのだが

全然見つからない

売ってても、定価なことに悩んだりする

# 定価でも日本で買う場合の半額くらいなのだが



パスタをゆでる前にクッキーを食い過ぎた

満腹過ぎ

クッキーがうますぎる

なぜにこんなにうまさが違うのか問いただしてみたい(だれに??)

2011年10月17日月曜日

フィンランド出張 18日目

アプリオリ評価を作る

エネルギー評価ともいう

いくつか作ってみるが、困ったことにどれもあまり役に立たない

使える評価は比較定理を用意しないとダメかもなぁ

比較定理は苦手なんよなぁ

あれは見つけたもん勝ちな雰囲気があるんよなぁ



お金の話をKinnunen先生と話す

数学の議論ならなんとかなってるようなきがしなくもないのだが

ちょっと事務的な話になると、とたんにわからなくなる

とにかく聞き取れないと会話にならないと実感

もっと思ったことは、複雑なことを海外でやろうとするのが間違いということ

わかりにくいことをして、英語の弁明をするくらいなら

わかりやすいほうをえらぶこと

とても勉強になったし、これを書いてる9月の段階でも実感ありあり



そういや、東北では修論審査会

どうなってることやら。。。

フィンランド出張 17日目

二重対数関数はたまにひょっこり現れる

loglogにするとなにかいいことが起こる、ことがあるらしい

だが、どーにもマニアックな世界という感覚があって

自分から手を出すことはあんましする気がなかった

ところがどっこい、自分の研究の中にloglogが現れてビックリする

もしかして、あすこらへんの研究と関係あるのかもとか

あすこらの結果が役に立つのかもと思いドキドキしながら計算する

結論は単なる計算間違い

二重対数のloglogさんはいったい何者なのか?

少なくとも私に答えはない




日本から、ちょっと深刻な内容のメールが届く

弱ったなぁ、お陰でその日はあまり寝られなかった



年をとると、自分の意思なしに底力を鍛えるトレーニングができなくなってしまう

自分は幸いにも、若かりし頃によい先生に鍛えられたことや、同郷や母校のすごい方々のお陰で今を保ってられるが

まわりは案外そうでもないらしい



逃げ道がないときに、生き延びられるか?

異国で一人でいると、責任のもとの自由を思い出させてくれる

2011年10月10日月曜日

フィンランド出張 16日目

TKKの二つのセミナーに参加する

ひとつはOrlicz-Sobolev容量に関する話

容量と和訳するより、キャパシティーといった方がわかりやすいかも

ちょっと忘れてしまったが、キャパシティーは数学の世界では複雑な境界での調和関数の大域正則性に関係しており

フィンランドではこれらの結果の熱方程式への拡張が流行っている

それにしても、この研究を別方向から考える日が来るとは思いもしなかった



そのあとは、変動指数Laplacianの(たしか楕円型)正則性評価の話

各点において、指数が変化する非線形作用素の調和関数の解析だったはず

ノートを確認しないと内容が。。。



そんなセミナーを聞いてて、とても感じたこと

TKKでは、「数学のための数学」が許される空気がある

Orlicz-Sobolev容量や変動指数Laplacianは、どちらかというと、数学的興味からの問題であり

なにかの応用の視点を持っているわけではない(とおもう)

実際に、講演者は応用に関する議論をしてない

私はこういう空気が好きである

純粋に数学的な興味から出てきた問題を考えて解くという姿勢が好きなのである

非線形解析学には、応用を考えながら研究すべきという意見もあるかもしれないが

そういう姿勢を持たない研究者がいてもいいも思う

というより、数学の非専門家が数学の専門家とコミュニケートするときに

非専門家は専門家に何を期待してるだろうかと考えたとき

逆に非専門家から数学わかったふりしてでかい態度とられるとむっとくるだろうし

逆もまたしかりだと思う

もちろん、細分化しすぎている問題点もあるから、いろんな分野の融合も大事だけど

私は、数学のための数学を進めていきたいなぁと思った




ただし、流行っていない研究はお金をとりにくいという現実もある

研究費は何だかんだで国からもらうことが多いため

評価する国の主観(客観が理想であるが、人間である以上、主観が入らないことはあり得ない)によって配分が左右される

そことのバランスをとらないといけないこともまた事実

そんなわけで、研究はその地域の流行りに左右されてしまうことが多々あったりする



なんだか日記というよりも、論説文みたいになってしまった。。。

フィンランド出張 15日目

バスでヘルシンキ大学に行く

市内へ近いなぁ



大学で余因子行列の可積分性に関するセミナーを聞く

行列式の可積分性は変数変換とも関係があって、とても重要な問題なんだけど、かなり難しい

行列式の構造をうまく拾う評価がなっかなかできんのよねぇ



キンヌネン先生と斉次非線形放物型方程式の特異極限問題を議論する

極限が時間に依存しなさそうという予想は正しそうだが不思議に思われてた

けれども、無限大調和関数にいってるわけでもないという

ようわからん



先生の紹介で、クラシックピアノコンサートにリザと行く

クラシックよりジャズの方が好きだったのだか、そんなことを英語で言える語彙力などない

しかし、クラシックピアノなんてここ最近(というか、全然)聞いてなかったから、興味津々で行く

予習はのだめレベル(笑)



ビアニストはシベリウス音楽院の学生さんとのこと

待ったり聞くクラシックも楽しい

自分に感性はあまりないので、音楽の情景はわからなかったが

それはそれとしてもなかなか楽しかった

ちょっと予習してから聞くともっと楽しいのかもしれないな

フィンランド出張 14日目

朝6時に早起きして洗濯をする

そのあと、部屋でだらけてたら洗濯を忘れてしまう

11時頃から行動を開始する

ペットボトルはお店で回収するらしいから、機械に突っ込んでみるけどなぜかエラー

それもそのはず、ペットボトルは買ったお店に持っていかないといけないらしい

なるほどね




kamppiでファストフード店を眺めてたら、インド人っぽい人が日本語で話しかけてきた

インド人もビックリならぬ、日本人もビックリである

せっかくなのでカレーを食べる



イッタラショップにタイカの赤いマグが10ユーロで売ってた

ブランドものだから高いなぁなんて思って、部屋でネットで調べたらビックリ!!!

日本だと3000円近くするじゃないか!!!

あれは即買いが正解だった



フィンランドの小麦お菓子はどれも美味しい

小麦文化だけに歴史があるんだろうな

パンとお菓子は是非食べとくべきやな